アトピー性皮膚炎の治療

筆者自身も子供のころ悩まされたアトピー性皮膚炎。日本はアジアの中では有病率が高いとされており、少子化で貴重な社会的リソースである子供のQOLを高めることは意義のあることである・・。と思うのだが、なかなかその治療は難しいわけでありまして。

今日、偶然に日本皮膚科学会のアトピー性皮膚炎診療ガイドラインを見たので覚書き。

基本はステロイド外用。Strong-mediumをメインにして、症状に合わせてVery strongやWeakも使う。プロトピック(タクロリムス外用)は第二選択。発がん性は否定的。

保湿は有用だが、炎症が治まってからのお話。黄色ブドウ球菌の皮膚細菌叢での増殖は事実だが、抗菌薬や消毒は効果が確認されていない。

シンバイオティックは有用である可能性がある。

漢方は処方・市販で手に入るものでは、消風散にやや強い消炎のエビデンスと、補中益気湯に弱めのエビデンス。

入浴時の患部の洗浄は、症状に合わせて。ぬるま湯で流すだけでもよい場合もある。洗浄剤のエビデンスはないが、低刺激のものが望まれる。皮脂をなるべく落とさないこと。

うーん。筆者が子供のころと違うのは・・プロトピックがあるということと、シンバイオティックと漢方の可能性ぐらいか・・。難しい病気ですね。

この項はまた改めて最新の知見なども取り入れて書いてみたいと思います。

Ad:良さそう?にみえるものは・・高いですね。

乾燥肌・敏感肌の方にも!

シンバイオティクスとしてはここらへんでしょうか。

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漢方は・・見つかりませんでした。漢方薬局なら手に入ると思われます。

追記:漢方製剤ですが薬局でもアマゾンでも買えるようです。ただ、漢方は「証」が合わないと効かないどころか具合が悪くなることがあるので、専門家の意見を聞いてから試した方がよいと思います。

最後に! ステロイドを勝手にやめるようなお母様方がいますが、ステロイドは適切に使えばとても優れた薬です。毛嫌いしないでください!

(患児時代に塗るのをさぼったり勝手にやめたりしていた筆者が、大人になって治って今度は治療する側に回ってみての切実な思いです)

県境なき医師 七瀬

疾病と健康についての正しい知識が得られれば、間違った医療や健康法で身体を損なうこともなく、医療費を抑制できるはず、との理念を持っています。1人の医師が出来ることは手の届く範囲のことだけですが、情報発信で助かる命や健康もあるはず、と思って頑張ります。

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