花粉症対策は冬から

花粉症の対策、いつから行っていますか?鼻がムズムズしたりくしゃみが出たり、症状が現れてから対策を行う方も多くいらっしゃるかと思います。実は、花粉症の症状を抑えるためには、花粉症対策は冬から行っておく必要があるのです。この記事では冬からの対策が必要な理由・事前の対策方法・花粉の量が増加した時の対処方法を紹介しています。この記事をきっかけに、冬の時期からの花粉症対策を行って頂けたら幸いです。

花粉症はいつから起きる?

日本人のおよそ25%に発症している、と言われているのが花粉症です。スギ花粉での症状は2月上旬から5月上旬、ヒノキ花粉での症状は3月から5月にかけて現れます。暖かい地域から順々に花粉が広がっていくので、沖縄・九州・四国地方は2月上旬から花粉症が始まります。

北海道や東北地方は、少し遅めの2月下旬や3月上旬からです。暖かい地方のうち、毎年の気温により1月下旬から花粉が飛散する場合もあります。新年を迎えて少し暖かくなって来た頃には花粉症が始まるわけですから、事前に対策を行うには冬からの対策が必要なのです。

冬からの対策が必要な理由

花粉症の症状の現れ方は、人によっても異なります。花粉に敏感の人であれば、花粉症が始まるとされる時期より早めに症状がおきます。また花粉量が増加した際に、急激に症状が悪化する人もいます。人によっては、1月下旬に花粉症が発症したり、順調だと思っていたらy急激に症状が悪化してしまう場合もあるのです。そのため、花粉症には早めの対策が必要となります。

また花粉症の症状が重くなって来た頃の対策では、薬の効果が現れにくくなったりと、花粉症を防ぐだけでなく症状を和らげる点でも不利になります。鼻水やくしゃみが止まらなくなって来た頃は、既に鼻口部や鼻の鼓膜が荒れてしまっているからです。そのため、薬を飲んで対策を行うにしても、花粉症の症状が現れた時ではなく、現れる前から対策をしておく必要があります。

花粉症の事前対策方法

冬の時期から対策を行っておけば、毎年苦しんでいる花粉症の症状を和らげることができるかもしれません。症状を悪化させないため、今年の花粉症対策は早めに行ってみませんか?ここでは、花粉症の症状を抑えるために必要な事前の対策方法を紹介しています。

予防法

花粉症を対策する上で、花粉の侵入を妨げるマスクが重要です。そのため、冬の時期からマスクを身につけておくようにしましょう。花粉症が始まる時期には、風邪やインフルエンザも引き起こしやすくなりますから、マスクをしておけば他の病気を防ぐことにも繋がります。

また、花粉症を悪化させないためには、事前に体の調子を整えておくことが大切です。きちんとご飯を食べていなかったり、睡眠不足だったりと体調が良好でなければ、花粉症を悪化させる可能性が高まります。ストレスを溜めない・朝食をしっかり食べる・軽い運動をする・睡眠をきちんと取るなど、生活習慣を改善をしておきましょう。

抗アレルギー薬を使用する場合は、花粉が飛び始める2週間程前より服用を始めると、花粉症の悪化を防ぐことに繋がります。悪化した後に薬を利用するのでは、作用の強い薬を使用しなければ効果が現れない場合もあります。早めの時期に服用しておくことで、軽い薬でも症状を和らげるサポートをしてくれるのです。

治療法

花粉症を事前に対策する治療法として、減感作療法と呼ばれる根治療法があります。クリニックで皮下注射によって行われる治療です(近年では舌下、つまり家庭でできる方法もあります:七瀬)。

ただし、長期間の治療が必要ですのできちんと通院や薬を休まずに続ける必要があります。コスト面でも若干かかるのも事実です。

アレルギーの原因となるヒスタミンの放出を抑えたり、抵抗力を与えてくれることで、花粉症の症状を和らげる手助けをしてくれます。花粉症が気になる場合は、医師と相談の上で行うようにしましょう。

花粉症の時期が来た時の対処法

ここでは、花粉が飛散し始めた時期からの対策方法を紹介しています。冬の時期より対策を行っておくことが重要ですが、飛散している時でも対策をしておけば症状の緩和ができる可能性は、しない時よりも高くなります。

予防法

花粉が飛び始めた時期の花粉症対策は、花粉が付きづらい服装を選んだり、うがいをしたりするなど、こまめな対策が大切です。

  1. マスクとメガネを着用する
  2. 帰宅をしたら花粉を払う
  3. 洗顔とうがいをする
  4. ナイロンやシルク素材のコートやジャケットを選ぶ
  5. 化粧をする
  6. 換気をする時は、窓を10cmだけ開ける
  7. 網戸やレースカーテンを使用する
  8. 洗濯物を部屋干しする

事前の対策と同様に、花粉量が増加した時期にもマスクやメガネをつけることがとても重要です。マスクをつける際は、顎から鼻にかけて側面にも隙間がないように装着すると、花粉の侵入を防ぐことに繋がります。

また換気を行う際は、部屋の中への花粉の侵入を防ぐため、10cmだけ窓を開けたり、網戸やレースカーテンを使用するようにしましょう。換気をすることは、部屋内の空気循環を良くするために大切ですが、花粉の時期は花粉が入りすぎないよう配慮が必要です。

冬から花粉症対策を行ってみよう!

花粉症を悪化させないためには、花粉症の症状が出る前の冬より対策を行う必要があります。花粉が飛び始める前より対策を行っておけば、今までひどかった症状を抑えることに繋がるかもしれません。

マスクを早い時期から装着したり、抗アレルギー薬を早めに使用したりすることで、事前の対策を行ってみませんか?この記事が花粉症対策のお役に立つことができたのであれば、大変嬉しく思います。

Written by Momo. Supported by Fact Imaging LLC.
Supervised and edited by Nanase.

県境なき医師 七瀬

疾病と健康についての正しい知識が得られれば、間違った医療や健康法で身体を損なうこともなく、医療費を抑制できるはず、との理念を持っています。1人の医師が出来ることは手の届く範囲のことだけですが、情報発信で助かる命や健康もあるはず、と思って頑張ります。

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